Yくんのこと

Yくんのこと

イニシャル、学年、性別などを変更しています。

 

こんにちは、すらら塾の秦(はた)です。
今日はYくんの紹介をします。
Yくんは去年の夏(当時、中学2年生)の時やって来ました。
最初の個別説明会のとき、ほとんど会話ができなかったという印象が今でも強いです。

 

彼が入塾し学習の様子を観察していると、ASD(自閉症スペクトラム)の傾向があり、学習障がいがあるということが分かりました。
入塾の際にお母さんからもそのようなお話がありましたので、ご家族と連携がとりやすかったです。

 

特性としては
1.コミュニケーションが苦手
2.抽象的な問いやアドバイスには対応できない
3.自身の学力をとてもコンプレックスに感じている、心配性
4.ルールはしっかり守ろうとする
などが挙げられます。

 

学習をサポートする上で、1、2は確かに壁となりますが、4のようにプラスになることもあります。

 

まず、1については信頼関係なくしてコミュニケーションは図れないので、最初は無理に言葉を引き出そうとせず、Yes/Noで答えられる問いを投げかけました。その甲斐あってか最近では、文章で自身の言いたいことを言えるようになってきました。

 

2については、当然ですが具体的な話をするよう心がけました。例えば、「今週は2ユニット頑張ろう」ではなく、「今週はユニット5と6の2ユニットをクリアできるよう頑張ろう」と伝えました。以前は指示が分からなくてもそのままでしたが、最近は信頼関係が築けてきたということもあり、「~ってことですか?」と聞き返して確認するようになりました。

 

3については、結果を出し「自分もやればできるんだ、もっとやってみよう」という気にさせることが大切であり、大変なことでした。そもそも、彼は5教科点数がUPしなければダメだという意識だったため、まずはその意識を変えるよう試みました。「今取り組んでいる数学で点数がUPしたら、それだけですごいことなんだよ」という話をし、まずは数学1本に絞り、点数UPを目指し、自己肯定感を育てることに努めました。そして、定期試験で15点→54点と大幅UPさせることができました。「ここでちゃんと勉強すれば点数が上がるんだ」そんな感情が彼の中に生まれたのかなと思います。今では教科を増やして頑張っています。

 

4については、言わずもがな良い方向に働きました。ASD傾向の子どもたちは、「規則、ルールを守りたい」という意識から、具体的なルールを提案すると遵守しようと頑張る子が多いように感じています。

 

お母さんからはご家庭での様子や病院の先生とのお話など時々LINEをもらうので、こちらも把握がしやすく、それを学習に活かすことができています。

 

細かなことを挙げればキリがないので、これくらいにしておこうと思います。
Yくん、行きたい高校も見つかり、日々頑張っています。

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